理事挨拶

地域課題解決に向けた異分野融合研究の推進と社会実装への展開

向 智里
共創型研究支援プロジェクト委員長
理事(総括・改革・研究担当)・副学長

 

現在の我が国では、人口減少・少子高齢化・産業システムの転換・財政再建・低炭素化等の社会環境の急激な変化に起因して、地域課題も多様化し、課題間・地域間でも複雑に絡み合っています。

金沢大学は、2013年度から2017年度の文部科学省におけるCOC事業に採択され、総合大学として多種多様な専門分野を有する強みを活かし、環境と生業の両立を目指す里山里海再生研究、地域特性に合わせた持続可能なエネルギーの創成、風土や住民特性に即した予防医療や健康増進、老朽化した社会インフラの整理統合・多機能化、都市と農村の関係再構築、地域の産業・雇用を支える地域内経済循環の促進など、地域の持続的発展を目指した研究活動を展開してきました。

本プロジェクトでは、これまで進めてきた様々な地域志向研究活動を基礎に、諸課題の関係性をふまえて、地域のステークホルダーとの対話・協働の場を創出し、地域の総合的な課題解決に向けた異分野融合研究の推進と科学的根拠に基づいた社会実装への展開を目指します。